「陸王」というドラマから見えたこと

陸王、大ヒットしてましたよね〜。

どうして皆はこのドラマにこんなに惹かれたのでしょう。

 

竹内涼真が出てるから?

 

それもあると思うけどw

 

これみんなが大好きな引き寄せのお話だからかな〜と私は思いました。

 

 

最初、主人公の足袋メーカーこはぜやの社長(役所広司)は自分の会社再建のために

陸上用のシューズの開発に乗り出しました。

 

この会社再建には社長の従業員の生活を守るという気持ちと、先祖代々からの会社を自分の代で潰したくないと言うエゴもあったように思います。

でも選手がひたむきに頑張っている姿やそれを支えるコーチやトレーナーの姿、スポーツ用品の店主や銀行の融資担当の人、自分の会社の従業員などそれぞれの立場での真摯な姿を見て考えが少しずつ変わっていきます。

 

気がつけば、会社再建から本当にいいものを作りたい、に変わっていました。

 

会社再建から一見遠ざかったように見えたのですが

この本当にいいものを作りたいというエゴが全くない考えに変わったとたん

この社長に、そしてこの会社に追い風が吹きはじめます。

 

逆風も相変わらず吹き荒れる中、協力してくれる人がそれはもう都合良く現れます。

苦心はしながらもなんとか前進していける状況になりました。

 

これがよく言われている引き寄せというものだと思います。

そしてここまでが引き寄せだと思います。あとはやっぱり自身の行動だと思います。

 

 

残念ながら前向きな気持ちで待っていれば幸運がやってくるのが引き寄せではないのです。

「プラス思考で後は待つだけ」みたいな「気持ち」だけでは引き寄せられなくて、その人の醸し出す空気みたいなものが大事なんですよね。

このドラマの場合は純粋にいいものを作りたいというひたむきさです。

 

ここでいう空気とは、これを言うと逆に分かりにくくなるかもですがその人の持つ波動のことです。

希望が叶った状況を思い込むだけでは引き寄せに必要な波動を出すのは実際難しいと思います。

 本当に叶えたかったら真摯にかつ軽やかに行動するのが一番の近道です。 そうすると波動も変わるのでミラクルが起こりやすくなるのですよ。

 

 

 

引き寄せの法則を実践してもうまく引き寄せられないと言うのをよく聞きますが

エゴとか執着があったらダメなんではないかと思います。これもよく言われてますよね。

そしてエゴや執着をなくせば最初の望みは自然に叶っていることも多いのですが

(このドラマでは会社再建ですね)

その時はすでに波動も上がって次のステージにいるからわりとどうでもよくなっているんですよね。

 

執着しなくなった途端に望みが叶ったというのはこういう仕組みなんですよね。